冬の仕事　～漬物づくり～

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2015年10月30日

桑取谷から望む焼山と火打山が、うっすらと雪化粧を始めました。いずれも2,400mを超える高峰ですので、谷に雪が降るまでにはもう少し時間がありそうです。

とはいえ、桑取谷にも冬が間近に迫って来ました。これから各戸では、建物や植栽の雪囲いをしたり、車のタイヤをスタッドレスに交換したりと、冬支度に追われる時期になります。

桑取谷の大切な冬支度の一つに、たくあんなどの漬け物づくりがあります。今回は少し気が早いですが、漬け物づくりを紹介します。

たくあんは丸干しした大根を糠と塩などの材料と一緒に漬け込みます。甘さや旨みを増すために、干した柿の皮やナスの葉などを入れることもあります。漬け方も塩加減も様々で、まさに「家庭の味・おふくろの味」に仕上がります。
たくあんの他にも、白菜漬けや野沢菜漬けは冬の漬物の代表格。野沢菜漬けの葉の粕汁は冷えた体をぽかぽか温めてくれます。

（上）樽に並べられた干し大根
（中）柿の皮。たくあん漬けに入れるために秋から干しておきます
（下）野沢菜漬けにも味噌や唐辛子などの家庭の隠し味があります