コンニャクづくりの視察研修

更新日:2015年06月26日

庭先集荷のメンバー有志で視察研修を行い、コンニャクづくりの先進地である群馬県にて、生産・販売の実例を見学してきました。

午前中は、みなかみ町の「たくみの里」にて、コンニャクの手作り体験に参加しました。「たくみの里」は三国街道の須川宿にある体験型の観光商業施設で、そば打ちや漬物づくり、わら細工、紙すきなど、さまざまな体験ができる「工房」が立ち並んでいます。
メンバーの大半は、もちろんコンニャクの作り方は知っています。しかし自分が作れることと、お客さま(素人さん)に体験してもらうこととは勝手が違います。
「たくみの里」スタッフの皆さんの説明の仕方や話しかけ方、雰囲気のつくり方などは、今後、私たちがハローツゥでイベントを実施する際の参考となりました。

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午後は、昭和町の加藤農園さんにお邪魔し、こんにゃく芋の生産についてお話を伺いました。加藤農園では、コンニャクのほかにもニンニクやブドウなどの作物をつくっています。
冬期間の種芋の保存方法や堆肥の選び方、病虫害対策に使っている農薬6種類の使い分け、連作障害を避けるための対策、流通や販売に至るまで、お話は多岐にわたりました。

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その後、段丘の上の畑に出て耕耘機を使用した「機械植え」を実演していただきました。コンニャクだけで7町歩(約7ヘクタール)つくっているそうですから、とても手植えでは間に合いません。

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研修は予定を1時間以上オーバーする充実した内容となり、いろいろと勉強になりました。
「たくみの里」の皆さん、加藤農園の皆さん、お忙しいところありがとうございました。

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  • 桑取谷再生古民家 平左衛門